札幌オンライン英語教室 Black Flamingo

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ブラックフラミンゴ ブログ

㊺The difference between knowing the name of something and knowing something (名前を知ることと何かを“知る”ことの違い)

Learning Journey with Sota

2022.02.05

こんにちは!札幌オンライン英語教室ブラックフラミンゴのそうたです。

今日は高校生のときに使っていたELEMENTという教科書の中から1つストーリーをシェアさせてください。

高校生のときはそこまでよくわからなかったですが、今読んでみるとすごく良い教科書だなと思います。今日シェアしたいストーリーはRichard Feynmanさんという物理学者の方が、子供のころに経験したお話です。

 

 

On weekends, my father would take me for walks in the woods and he would tell me about interesting things that were going on the woods.

“See that bird?” he said one Sunday. “It’s a Spencer’s warbler.” (I knew he didn’t know the real name.) “Well, in Italian, it’s a Chutto Lapitida. In Portuguese, it’s a Bom da Peida and in Japanese, it’s Katano Takeda. You can know the name of that bird in all the languages of the world, but when you’re finished, you’ll know absolutely nothing whatever about the bird. You’ll only know about humans in different places, and what they call the bird. So let’s take a look at the bird and see what it’s doing-that’s what counts.” (I learned very early the difference between knowing the name of something and knowing something)

週末に、私の父はよく私を連れて森の中を散歩しながら、森の中で起こっている面白いことを私に教えてくれました。

あるときの日曜日、父が話しました、“ほら、あの鳥が見える?あれはね、スペンサーワーブラーだよ(私は父がこの鳥の本当の名前を知らないとわかっていました)。ちなみにイタリア語だとチャットラピティーダ、ポルトガル語だとボンデペイダ、日本語だとカタノタケダって言うんだ。リチャード、自分たちはすべての言語でこの鳥の名前を知ることができるけど、それを知ったところでこの鳥については何も知らないんだ。ただ単にいろんな場所に人々が住んでいることと、その人たちがこの鳥をなんて呼ぶかがわかるだけなんだ。というわけで、この鳥が実際に何をしているかを観察してみようか、それが大事なことなんだ。(私は幼いころの早い段階で、何かの名前を知るということと本当に何かを知るということの違いを学びました)

FEYNMAN: THE PLEASURE OF FINDING THINGS OUT (1981) on Vimeo

 

 

このストーリーは今まで心の中で思っていたことを、うまく言語化して理解させてくれるものだと思いました。何かの名前を覚えるということには何も意味がないということですね。というのも名前というのは誰かが決めたことで正直なんだって良いし、いつでも変わるからです。よりもいつでも変わらない法則や原理を学ぶことが何かを知るということです。そして名前は聞いたその瞬間に覚えれますが、法則や原理を一瞬で理解することはできません、何度も考えてみなければわからないことです。また名前はすぐに忘れてしまいますが、法則や原理は変わることがなく、そしてそれを理解するまでに時間がかかっているので、忘れることはありません。

 

英語学習でも、単語の意味を本当に理解するのには時間がかかります。その単語が何度も違った文脈の中で出てくるのを見て、はじめて、その単語の中心にある意味が見えてくるからです。日本語に訳して意味をとる(言ってしまえば単語の日本語の名前を覚えるということかもしれません)ことも必要ですが、そうすると、この単語には3つ4つの言い方・意味があるのか?とちょっと混乱してしまいますし、それがわかっても根本的な意味の理解にはつながらず、すぐに忘れてしまうと思います。その瞬間に意味が分かることよりも、時間をかけながら学習していく中で、いつかその単語の根本的な意味が分かることが、最終的に大事なことです。

 

何事も、その瞬間にわかることや得られることはそこまで大事ではないです。長い時間をかけながら学んでいくことの方がよっぽど大事だと思うので、小学生も中学生も高校生も大人も自分も、急がず焦らず、粘り強く学んでいきましょう!Be patient!

 

齊藤綜太

 


今回のそうた先生のブログの最後の2段落を、みなさん、是非頭のど真ん中に置いておいてください!

時間をかけて学ぶことの価値。

 

100%同感です!!

そして、そうた先生の考えが、今英語学習に悩んでいる人に勇気を与えてくれると心の底から思います☺

 

 

ちなみに・・

うちの息子もそうた先生のレッスンを受けています♪ 教科は社会なんですけど(笑)

でもあの社会嫌いの息子が、初めて自分でオリジナルの社会のノートを作り始めました(´;ω;`)

 

知識を得ることが楽しいと感じた後、アウトプットしたくなるのは、私が英語を初めて楽しいと感じた時の感情と同じだなって思ってみています。

 

勉強って、承認欲求を満たしてくれるもので、

私は勉強が楽しくないという子は、本当のところ存在しないと思っています。

それは大人も同じです。

 

楽しくないのは、勉強法が間違っていたり、自分に合っていなかったりするだけで、何かを吸収したいと感じることは人間としての本能だと思います✨

そのスイッチを一緒に見つけましょ♪

 

さち

 

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