札幌オンライン英語教室 Black Flamingo

Black Flamingo Blog

ブラックフラミンゴ ブログ

54 How do we teach?

Learning Journey with Sota

2022.02.19

こんにちは!札幌オンライン英語教室ブラックフラミンゴのそうたです。一応僕もこのスクールの先生ということなので、どう教えたら良いだろう?とか何を教えたら良いだろう?とよく考えます。ということで今日は“教える”ということについて考えたいと思います。

僕がこんな先生と毎日話ができたらいいなと思う人としてリチャードファインマンさんがいます。ファインマンさんが自宅の近くにいて、いつも彼にいろんなことを聞きに行けたらいいのにな~と思っています。そんなファインマンが“教える”ということについてインタビューの際こう言っていました。

Richard Feynman: The Pleasure of Finding Things Out

40:05~

All those students were in the class, now you ask me, how should I best teach them. Should I teach them from the point of view of the history of science? Or application of? My theory is that the best way to teach is to have no philosophy, is to be chaotic and confuse it in a sense that you use every possible way of doing it. That’s the only way I can see to answer it.

I really don’t know how to do it. I don’t know how to answer this question. Of different kinds of mind and different kinds of interest, what hooks them on, what makes them interested, how do you direct them become interested? One way is by a kind of force, you have to pass this course, you have to take that examination, it’s a very effective way. Many people go school through that way, that’s maybe the more effective way. I am sorry after many, many years of trying to teach and trying all different kinds of method, I really don’t know how to do it.

たくさんの生徒が教室にいますよね、そしてみんな聞きますよね、どう教えるのが一番良いのか?科学の歴史から?応用から?。。。私が思うに、一番良い方法は、なんの形もなく、とにかく、混乱してもいいから、考えられる方法すべてを使って教えることです。それが私が答えられる唯一の方法です。

私は本当にどうやって教えればいいかわかりません。どうその質問に答えていいかわかりません。違う考えや興味をもった人たちがいて、何が彼らの興味を引くのか、どうやって彼らの興味を引くのか?1つの方法としては、強制的にやらせるということですよね、この授業を取らないといけない、このテストを受けないといけない。まぁそれは効率的な方法なんじゃないですか。多くの人はそうやって学校生活を過ごしていきますし。それがもしかしたらかなり効率的な方法なのかもしれません。ただ申し訳ないですが、いろんな方法を試しながら、長年教えることに携わってきましたが、私にはどう教えるのがいいのか全くわかりません。

 

正直僕もどう教えるのが良いのかわかりません。どう教えられたのが良かったかもわかりません。なのでファインマンさんも言うように、考えられる方法をすべて試していくしかないですよね。英語をしゃべれるようになるためにどうすればよいか?考えられること全部やるしかないです。聞いてみる、読んでみる、喋ってみる、書いてみる、歌ってみる、考えてみる、コミュニケーション取ってみる、映画見てみる、映画字幕付きで見てみる、などなど全部やってみるしかないです。近道はないと思って、考えられること、全部やっていきましょう!

Sota

 


20年経った今も、私もいつも悩みます。

この子にとって、どう教えることがベストなのか。ということを。

 

一人一人違う個性がある以上、もちろんアプローチの方法は変える必要があります。

私はこのスクールでは、今は基本マンツーマンで教えていますが、その前は学校の現場で教えていたので、教室には40人近くの生徒がいました。

その時は、40人全員に合わせた授業をしなければならないので、マンツーマンより大変だったかというと、それも少し違うような気がしています。

 

40人の生徒がいるということは、全体の空気感、英語で言うとgrooveがまとまれば、授業は結構うまくいったという手応えがありました。

今はマンツーマンなので、よくいる盛り上げ役もいないし、1体1の真剣勝負になります。レッスンの雰囲気も、慎重に見極めなければなりません。

 

なのでそうた先生が紹介してくれたRichard Feynmanさんが言っていた、「あらゆる方法を使って教えていく」と言うことは、すごく腑に落ちました。通り一遍の教え方では、通用しませんよね。そのためには、私たち教える側にたくさんの引き出しがあることは、とても大切なことだなと思います😊

 

英語、勉強しててよかった

 

そう思ってもらえることを信じて。最後はもう、手放して信じる。

私はそう思って教えています😊

 

さち