札幌オンライン英語教室 Black Flamingo

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ブラックフラミンゴ ブログ

㉟Michio Kakuさん

Learning Journey with Sota

2022.01.23

こんにちは!札幌オンライン英語教室ブラックフラミンゴのそうたです。今日はこのブログでもたびたび名前を登場させていただいているMichio Kakuさんについて書きたいと思います。Michio Kakuさんについては、カナダに行ったときにお世話になった人からその存在について教えてもらいました。僕自身宇宙に興味があったのでKakuさんのインタビューやプレゼンテーションは何度も聞きました。そして聞くたびに本当に面白い人だな、すごすぎる人だなと感心させられてきました。すごすぎてどれから紹介すれば良いか迷いますが、今日はKakuさんの人生を変えた瞬間のお話を1つのインタビューから抜き出して紹介したいと思います。

 

◦When did you fall in love with science?(Kakuさん、あなたはいつ科学に没頭し始めたんですか?)

It all begin when I was 8 years old. I still remember the shock I felt when the newspapers published the picture of a man’s desk with an unfinished book on it. And the caption said, “This is the unfinished manuscript of the greatest scientist of our time”, and I said to myself, “Wow, why couldn’t he finish that book? If you were so smart and so great, what was in that book that he couldn’t finish? It’s a homework problem, right? Why couldn’t ask his mother? What was in that book?” I had to know. I went to the library and it took years to finally find out that the man’s name was Albert Einstein and that book that I saw when I was 8 years old was the unfinished manuscript of the theory of everything. He wanted an equation no more than one-inch-long that would allow us to read the mind of God. So I said to myself, “That’s for me! This is what I want to do for the rest of my life to try to help complete this unfinished book.”

 

【日本語訳】

すべては8歳のときに始まりました。いまでも覚えていますが、新聞にある写真が載っていました。それはある人の机の上にまだ書き終えられていない本が置いてある写真で、私はそれを見てショックを受けました。そして新聞の見出しにはこう書いてありました、“これは私たちの時代で最も優れた科学者が書き終えることのできなかった原稿です”。そして私は自分に言いました、“Wow、なぜ彼はこれを書き終えることができなかったのだろう?そんなにすごい科学者が書き終えられないなんて、一体それには何が書かれているんだろう?そんなことはただの宿題なんじゃないか?なぜ彼はお母さんに聞かなかったの?本には何が書いてあるの?”と。私はこれを知らないといけなかった。そして図書館に行って、何年もかけて最終的にそれを突き止めました。そのある人とはアルバート・アインスタインで、そして私が8歳のときに見たあの書きかけの原稿は万物の法則を証明しようと試みていたものでした。アインスタインはこの世のすべてを理解することのできる、おそらく1インチにも満たないほどの数式を求めていたんです。そして私は自分に言いました、“よし!これこそ僕のやりたいことだ!僕は残りの人生でこの書きかけの原稿を書き終えることに尽力しよう”と。

 

 

というあるインタビューの序盤のお話でした。もう僕はKakuさんの様々なトークだったりインタビューだったりを聞いているので、最近は少し当たり前に聞いてしまっていたんですけど、改めて考えるとすごいなと思いました(笑)。

知りたいと思うことは本当に大切なことだと思いました。そして当時この思いを見事に達成された現在も理論物理学者として様々な場所で講演をされています。Kakuさんのお話には、おもしろいものがたくさんあるので後々またシェアしていきたいと思います。

インタビュー面白いので見てみてください!

https://youtu.be/9mWZTCOkyUc

齊藤綜太


 

8歳で、自分の人生において情熱を傾けられるものに出会うことができる人は、一体どれくらいいるんだろうと思うことがあります。

 

こういう運命的な出会いをした人と、そうでない人の違いは何でしょう?

単に、「幸運だった」ということではないと思います。

 

もちろん、子供の探求心を否定しない環境(ご両親)のもとで成長することも、その大きな要因の一つであり、

または「考えるという習慣」を、成長の段階で身につけてきたから、なのかもしれません。

 

理由は一つや二つではないと思いますが、

若干8歳で、「なぜ書き終えられなかったんだろう」という疑問が浮かぶということは、年齢から考えても、お父さんとお母さんの影響もかなり大きいのかな・・と親目線で見てしまいます。

 

明日はKakuさんのお話の第2弾です。どうぞお楽しみに✨

 

 

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