札幌オンライン英語教室 Black Flamingo

Black Flamingo Blog

ブラックフラミンゴ ブログ

2023年大学共通テストの傾向と 来年の受験生が今からすべきこと

中学高校生コース

2023.01.16

こんにちは、札幌厚別英語教室のさちです!

 

さて、大学共通テスト、終わりました!

お疲れ様でしたーーー!!

 

解きました。私も。

感想は、予想通り、めちゃむずでした😅

 

今年は、難易度上がる予想があったけど、

「マジか・・・」「ここまでやる?」

というのが、正直な感想。

 

というのも、ちょっと詳しく解説して行くとですね、

 

①数字の言い換えが多い!!

②設問に対しての答えが、長い長文のあちこちに散らばってる!

③とにかく時間がかかりすぎる!

 

という感想です。

 

本当に、受験生の皆さんには、頭が下がります・・・( ;  ; )

大変だったね・・そしておそらく多くの生徒さんが、打ちのめされたんじゃないかと思います。

 

 

さて内容ですが、

 

長文自体は、質も良く、割と読みやすく、普通に面白いと思える内容が多かったのですが、

共通テストは制限時間との戦い。

 

この分量のリーディングをいくつも読み、設問に対する答えを探し、そして消去法の多い設問から正解を導き出すのは、並大抵のことではありません。

 

さらに来年はもっと難化するという予想があります。

これは、もう1年しっかり準備しないと、来年の受験生の皆さん、かなりヤバめです!!

 

来年の受験生が今、今日からできること。

 

もう自分は受験生なのだと意識し、今すぐにスイッチを切り替えてください。

このスイッチをいかに早く切り替えられるかが、来年の共通テストの差になると言っても全く過言ではありません。

早い人は、もう高校1年生の段階から、受験を意識した勉強に取り組んでいます。

もうすでに遅い!!そう思ったのであれば、いますぐ自分の生活全般を受験モードへ切り替えましょう。

 

目標設定をする

3年生になると、とにかく模試のオンパレードですね。

塾に入ってる生徒の皆さんは、さらに多くの模試を受験することになるでしょう。

(これ、本当に高額なんですよね・・😭)

 

でも逆を言うと、もしがあることで自分のレベルを測ることができるので、〇月までに全体の〇〇%を取る。

などと決めて、そこに標準を合わせてください。

そして決めたものは、文字にしましょう。

紙に書き、視覚として自分の想いを目で見ることとても大事です。

 

単語を夏までに覚える。

共通テストのみに関して言えば、文法問題は出題されません。しかし、今回のリーディングを見てもわかるように、たくさんの「単語の言い換え」が出てきます。

つまり、問題に書かれている単語の意味がわからないと、設問を正しく選択できません。

単語をさっさと覚えてしまいましょう。

 

英会話の生徒さん→話せるようになりたい!

と言う生徒さんには、単語帳はオススメしていません。

でも、受験生はシステム単語帳(シスタン)を網羅してください。

 

難関大学を目指すのであれば、さらにもっとレベルの高い単語帳(東大用)まで手をつけた方がいいでしょう。

 

TED TALKを聞きまくってください。

TED TALKは本当に優良なサイト(アプリ)です。

今年の受験生にも、TED TALKはとにかくたくさん聞いてもらいました。

 

その生徒さんが塾の模試を受けた時、

「TED TALKの中で紹介されていた内容と同じものがリーディングで出題された」

という報告もありました。

 

内容もとても面白いですし、無料だし、スクリプトも見られるし、こんな教材がオンラインで無料で手に入る時代なので、

有効活用しましょう。

 

 

でも、ここで注意して欲しいことがあります!!

聞き流しは厳禁です!!!!

 

TED TALK先週は、10個くらい聞きました〜!

とにかく、流しまくってます!

 

と言う生徒さんがいますが、この聞き方はおそらくほとんど意味はありません。

 

 

私の好きな本に書いてあったのですが、

「スルメを噛むように聴く」のです。

 

つまり何を言いたいかというと、

同じスピーチを30回以上聞いて下さい。

 

最初の数回は、何を言っているのかおそらく全くできないか、少しわかるくらいだと思います。

ここで次のスピーチに行くのは、全く効果がありません。

 

10回目〜15回目くらいになると、おそらく

「あれ?なんか今、わかった気がする!」

「あれ?なんか今、はっきり単語として聞こえた気がする」

と自分で何かしらの「変化」を感じるはずです。

 

そしてさらに

20回、30回となった時、

初めて英語の語順、言い回し、発音や繋ぎ言葉の仕組み(リンキング)が、自分の身体に染み付きます。

 

こうやって、一つ一つの表現、語順、言い回しを自分の中に染み込ませ、定着させて初めて、

その効果を感じられるようになります。

 

 

騙された思って、やってみて下さい。

おそらく早い人であれば3ヶ月、半年で英語のブレイクスルーを体験できると思います。

 

共通テストは、もうテクニックではどうにもなりません。

確実な実力をつけることが、最重要課題です。