授業準備にしっかり時間をかけているのに、
レッスンが終わると、どこかモヤっとする。
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教案は作っている
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流れも考えている
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それなのに、授業中ずっと余裕がない
そんな経験はありませんか。
実はこの悩み、
準備が足りないから起きているわけではありません。
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「ちゃんと準備しているのに不安」が消えない理由
授業準備を頑張っている先生ほど、
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予定通り進めなきゃ
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この活動、飛ばせない
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時間内に全部終わらせなきゃ
と、無意識に自分を縛ってしまいます。
その結果、
準備は万全なのに、
授業中にずっと追われている感覚が残ります。
ここで起きているのは、
準備の量の問題ではなく、準備の「持ち方」の問題です。
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私自身も、かつては「完璧に準備する先生」でした
私自身、以前は
「準備はバッチリしてから授業に臨む」タイプでした。
細かく流れを作り、
想定問答も考え、
時間配分もきっちり決める。
でも、その一方で、
授業中に余白がなく、
生徒の反応をじっくり見る余裕がありませんでした。
転機になったのは、
自分の中に“余白を持たせる”ことを許可したときです。
これは、
手を抜くということではありません。
「完璧を目指す姿勢」を手放した
という感覚に近いと思います。
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準備を減らしたのではなく、「軸」を決めた
余白を持つようになってから、
私は準備の仕方を変えました。
細かい計画をすべて決める代わりに、
次の3つだけを、必ず準備するようにしたのです。
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ここは、絶対に予定通り進める
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ここは、少し立ち止まって広がりを持たせてもいい
(もし早く終わったら、このアクティビティを使う) -
今日は、ここまで生徒が理解してくれたら100点
この3つだけは、ぶれない。
それ以外は、
授業中の生徒の反応を見て判断する。
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「終わらせる授業」から「向き合う授業」へ
この準備の仕方に変えてから、
授業の感覚が大きく変わりました。
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計画を消化する作業感が減った
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生徒の質問やつまづきに、立ち止まれるようになった
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授業中に、周りを見る余裕が生まれた
余白があることで、
生徒に向き合う時間が増え、
結果的に、理解のズレを見落としにくくなりました。
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準備の目的は「完璧にやること」ではない
授業準備の目的は、
不安をゼロにすることでも、
計画をすべて終わらせることでもありません。
授業中に、判断できる状態を作ること。
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今は進もう
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ここは立ち止まろう
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今日はここまでで十分
そう判断できるとき、
授業は安定し、
先生自身も楽になります。
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まとめ
授業準備に時間をかけても、
レッスンがうまくいかないと感じるとき。
それは、努力不足ではありません。
準備を増やすのではなく、
準備の軸を絞り、余白を持たせることで、
授業は大きく変わります。
もし今、
「準備しているのに苦しい」と感じているなら、
それは指導が次の段階に進もうとしているサインかもしれません😊
