こんにちは。
札幌厚別英語教室ブラックフラミンゴのさちです✨
前回は、「信頼される先生には、先生自身も学び続けることが大切」という内容のブログを書きました。
今回はもう少し掘り下げて、私がこれまでに出会ってきた先生方や、生徒との関わりの中で感じてきた、
魅力ある先生に共通する力についてお話ししようと思います。
「今は話を聞くときだ」と判断できる柔軟さ
授業を進めることが目的になると、つい「効率」を優先してしまうこともあります。
でも魅力のある先生って、
子どもの小さな変化を瞬時に感じ取って、
予定していた指導を一時中断してでも、生徒の話をちゃんと聞ける。
それは「予定を崩す強さ」とも言えるかもしれません。
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【カリキュラムより人間関係】という判断をできる先生は、
絶対的に信頼されると思っています。
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その子なりの成長”をちゃんと見てあげられる人
成績やテストの点数だけじゃなくて、
「前より発音が自信ありそう」
「最初は答えられなかったのに、今は挙手してくれるようになった」
「宿題を忘れなくなった」
そんな小さな変化を見逃さない先生って、本当に魅力的です。
生徒本人が気づいていない成長に先に気づいて、
「ねえ、ちゃんと進んでるよ」って言ってくれる存在。
それって、生徒にとっては人生で忘れられない言葉になることもありますよね。
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🌻エピソード
先日、私のレッスンでも、いつもより少し元気に取り組んでいた子に、
「〇〇くん、今日、なんか英語脳になってるんじゃない?いい感じ!」
と声をかけたところ、なんとその日の夜——
「俺、今日英語脳だから!!」
と叫びながら、帰宅後すぐに宿題を始めたそうで(笑)、
お母さまからLINEでその様子を教えてくださいました。
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子どもって、ちょっとかっこいい響きの言葉とか、魔法っぽい言葉を使って
“認めてもらえたこと”がそのままモチベーションになるんですよね。
私自身も、改めてその力を実感した出来事でした。
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「説明の引き出し」をたくさん持っていること
子どもたちのニーズを読み取り、その子に合った説明を選ぶ力もまた、大切なスキルの一つです。
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同じ説明でも、生徒の性格・反応・理解度に応じて、
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「例え話を変えてみよう」(その子が夢中になってるスポーツやアニメで例える)
「順序を変えてアプローチしてみよう」
「今日は質問ベースで進めてみよう」と戦略を変える
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といった切り替えができるかどうかで、生徒の反応は大きく変わります。
これは感覚だけでなく、準備と経験、そして工夫の積み重ねで磨かれる『実践的なスキル』です。
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私のスクールで行っている「先生コース」では、
「感覚」→「行動」→「技術」へと変換できるような内容
でお伝えしています。
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どうやって生徒の反応を観察するのか
どんな質問をすれば気づきを引き出せるのか
説明の引き出しをどう増やしていけばいいのか
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こういった“感覚だけに頼らない指導力”も、じっくり学んでいただける内容になっています✨
魅力のある先生に共通するのは、
「知識がある先生」ではなく、
「今、目の前にいる生徒に何が必要かを考えられる先生」だと私は思っています。
センスや経験に頼るだけでなく、“育てていける技術”でもあるということを、
ぜひ多くの先生に知っていただけたら嬉しいです😊✨
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次回のブログでは、
「生徒との信頼関係を築くうえで、“やってよかったこと/失敗したこと”」についても、
私自身の経験を交えて書いてみようと思います♩