こんにちは。
札幌厚別英語教室ブラックフラミンゴのさちです。
これまで学校現場だけでなく、スクールでもたくさんの生徒と関わってきた中で、
いつも大切にしたいと思っていること、
それは、「どうしたら信頼関係が築けるか」ということ。
生徒さんとの相性ももちろん人間なので、先生方にも合う合わない(難しいと感じる生徒がいる)のは当たり前でも、やっぱりどんな子にも英語を通して成長してほしいと願う時、
そこには「信頼関係」が大切になってくると、常々感じています。
今日は、私の経験の中から
「やってよかったこと」と「失敗したかもしれないと感じたこと」を、いくつかご紹介したいと思います。
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【やってよかったこと】
子どもの“好き”に私も興味を持つこと
絵が好きな子には絵を描かせる活動を入れたり、
好きなキャラクターをテーマに授業を組んだり。
「あ、先生もわかってくれてる」と思える時間をつくることで、心の距離がグッと縮まりました。
これは、普段から生徒の私生活について興味を持って色々と質問したりしないとでてこない発送なので、どんな子にも、「何が好きなの?」「何してる時が一番楽しいの?」など、たくさん質問をするようにしています✨
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質問 → 掘り下げ → 本音が見える
何気ない質問に答えてくれたとき、
「どうしてそう思ったの?」とさらに一歩掘り下げて聞いてみる。
すると、生徒の“意外な面”や“深い考え”が見えてきて、
嬉しそうに話してくれる姿に、信頼の芽を感じます。
心を開いてくれるようになると、家や学校での悩みも打ち明けてくれるようになります。
これは、本当にレッスン(授業)の質を保つためにも大切で、今生徒が直面していることを知っておくことで、ちょっとした変化にも気づけるだけでなく、そっと声かけをしてあげたり、その子のペースの変化に気づけるきっかけにもなります。
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叱った後は、必ず褒める
忘れ物や態度で注意した後こそ、
その子の“小さな努力”を見つけて褒めることを大事にしています。
すると、生徒も引きずらず、前向きに帰ってくれる。
注意が“ただの否定”で終わらなくなるように心がけています。
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間違いは、すぐ謝る
もし私が勘違いしていたときは、
次のレッスンでしっかり「ごめんね」と伝えます。
「あなたの言っていたこと、ちゃんと考えてみたら理解できた」
そう伝えることで、対等な関係が築けると実感しています。
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【失敗したかも…と思ったこと】
信頼が“なあなあ”に変わったとき
「サチ先生はわかってくれる」と思ってくれていた生徒が、
“許される”に変わった瞬間がありました。
そのときは、あえて少し距離を置く。
「信頼=甘え」にならないように、関係を見直すことも大切だと感じた出来事です。
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厳しく言いすぎたかもしれないとき
期待しすぎたり、理想を押し付けてしまったこともありました。
もともと私は、「正論で詰める」性格なので、自分の性格を知っているからこそ、厳しいことを伝える時は失敗したこともあり、後から「その子のキャパをちゃんと見てなかったな」と反省したこともあります。
信頼って、「正しさ」よりも“寄り添う姿勢”のほうが大事なのに、大人ってなかなかそれができないことってありますよね。笑
なので、一度自分の伝えた言葉を振り返り、反省点があるときはフォローはなるべく丁寧に入れるようにしています。
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おわりに
信頼関係って、
何か“特別なこと”をしないと築けないわけではないと思います。
でもその分、日々の小さなやりとりがすごく大事。
それでももし迷ったときは、
「この子が安心して帰れるかどうか?」を考えて向き合っていきたいと思っています😊