こんにちは😊
札幌英語教室ブラックフラミンゴのさちです✨
今日は、楽しいアクティビティが単発で終わってしまわずに、子どもたちの「英語力」へつながる授業の作り方についてお話しします。
小学校でも中学校でも、現場の先生方の多くは、アクティブラーニングを取り入れ、授業を少しでも活発なものにしようと、本当にたくさんの工夫をされていると思います。
でもその中で、
「楽しかった」は引き出せたけど、これって英語力につながってるのかな?
とふと思ったことはありませんか?
これは、真剣に子どもの英語力向上に真剣に向き合う先生であれば、きっと一度は考えたことのある問いだと思います。
結論から言うと
英語を好きになった子は、自ら学び始めます。
これは大前提にあるので、
「英語を好きにさせる」ことはイコール「英語力を伸ばすこと」にもなります。
でもさらに授業内で、どうやって子どもたちがストンと理解できる授業が作れるのか
今日は3つのポイントからお話しします✨
成功体験を散りばめる
楽しいアクティビティをやりっぱなしにせず、そこに「できた!」「わかった!」と子どもが思える要素を組み込むことで、その授業が「自信」につながります。
これは、下記のような工夫で実現します:
- 細かいステップを用意してあげる。(単語→定型文→自分の言葉でアウトプットなど)
- 教室の子どもたちの得意不得意に沿って、英語に自信がない子が活躍できるアクティビティを準備する。
- 正解が一つじゃないアクティビティを準備する。
何ができたのか、自分でわかりやすい挙動を素敵に認めることで、子どもたちは「自分はできる」と思えるようになります😊
繰り返しと定着の設計
一度やっただけでは、子どもの記憶には残りにくいものです。
先生自身も、たとえば全く話せないし聞いたこともない言語を習得すると想像した時に、一度の活動でフレーズが言えるようになるなんて無理ですよね(笑)
だからこそ「楽しいアクティビティ」を形を変えて何度も登場させることがポイントです。
たとえば、導入では、ゲームで出会った単語を、次の週にはチーム対抗のクイズ形式で再登場。
さらに3週目にはペアワークで自分の言葉として使う活動に。
🍀「全くわからない」が少しずつできるようになった時に、見逃さずに褒めてあげることももちろん大事。
「え、俺、できるようになってるんだ!」という気づきを外から与えてあげることで、自信にもなります。
繰り返しが「退屈にならない工夫」が英語力を自然に育てていきます。
アクティビティに“意図”を持たせる
「この単元では、この文法を身につけさせたい」と最終ゴールを決めたら、その目的を常に意識し、逆算で単元の授業を構成します。
🌱たとえば、「仮定法」がターゲットの文法だとします。
その文法を使って、授業の最後にはどんな活動でその文法を使わせたいか、という“ゴール”を先に決めておきます。を決めます。*ここがめちゃくちゃ難しい!!
私とトレイシー先生で考えたのは、
「地球を救うプロジェクト」です。
“もし私がスーパーヒーロだったら、私は地球を救うために〇〇をするだろう”
この最終アクティビティさえ決まってしまえば、あとはそれに関連した導入、単語、文法、のパターンプラクティスを、簡単でシンプルなアクティビティでどんどん積み上げていくことで、最終アクティビティは大成功になります。
仮定法を使えるようになれば、自分の想像の世界を話せるようになる!
それってこんなに楽しいことなんだ!
という体験を子どもたちに提供してあげることができれば、満点ですよね✨
最終アクティビティは
子どもたちが絶対的に「ワクワクする」内容である必要があります。
想像力を掻き立て、友だち同士でも盛り上がれること
そしていつもは教室で目立たない子の文章やアイディアを拾ってあげて、その子を英語の授業のヒーローに仕立てる工夫をALTの先生と連携して行えたら、より素敵な授業になりますよね😊
私たちブラックフラミンゴの「英語の先生コース」では、
各文法に沿った「ワクワクするアクティビティ」を、先生方ひとりひとりのクラスの雰囲気、レベルに合わせて一緒に考えたりもしています😊
気になった方は、ぜひ一度ご連絡ください📩
blackflamingoforteachers@gmail.com