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【小学校英語指導案】私がレッスンで「Repeat after me.」をほとんど言わない理由

英語の先生向け

2026.10.05

私、レッスンの中で “Repeat after me.” って、ほとんど言いません。

なんとなく、少し苦手なんです。

もちろん、子どもたちは私の英語を聞いて、たくさん真似して言っています。

私が新しい単語を発音すると、特に指示を出さなくても、自然にあとから言ってくれることも多いです。みんなで言ってほしいときも、“Together!” と声をかけるくらい。

なので、リピートそのものをさせていないわけではありません。

ただ、先生が最初に正解を言い、“Repeat after me.” と指示を出し、子どもたちがそのとおりに繰り返す。

そればかりになってしまうと、少しもったいないなと思っています。

すぐに答えを教えず、まず予想してもらう

たとえば、新しい単語が出てきたとき。

私はすぐに読み方を教えるのではなく、まず子どもたちに見てもらうことがあります。

「これ、何て読むと思う?」

「知っている音は入っていない?」

絵があれば、

「これ、どんな意味だと思う?」

「何て言っているところかな?」

と予想してもらいます。

正解できることもあれば、全然違う答えが出てくることもあります。

でも、その間、子どもたちは頭の中にある英語を一生懸命探しています。

以前に習った音と結びつけたり、知っている単語と比べたり、絵や場面から意味を考えたり。

答えが合っているかどうかよりも、この「一度自分で考えてみる時間」が大切なのだと思います。

リピートできることと、自分で読めることは別

先生が最初に全部教えてしまえば、子どもたちは考えなくても正しい英語を言えます。

先生が、

“Wednesday.”

と言えば、子どもたちも、

“Wednesday.”

と言える。

でも次に、自分でWednesdayを読めるかどうかは別です。

先生のあとについて言えることと、自分で読めること、自分で言葉を思い出せることは、同じではないんですよね。

だから私は、まず少し待ちます。

子どもたちが文字や絵を見て、考えて、何かを言おうとするのを待つ。

そのあとで私が発音すると、子どもたちは自然に続いて発音してくれます。

一度みんなで言って、もう一度言ってみて、次は私の声をなくしてみる。

絵だけを見て言えるか試したり、自分の答えに変えて言ってもらったりします。

先生の言葉から、その子自身の言葉へ

“I like apples.”を一緒に言えたら、次はその子が本当に好きなものを選ぶ。

“I like strawberries.”

“I like cats.”

と自分で選んで言えたとき、その英語は先生の言葉ではなく、少しずつその子自身の言葉になっていきます。

“Repeat after me.”と言うことが悪いわけではありません。

分かりやすい指示ですし、初めての音をみんなで確認するときには、必要な場面もあります。

ただ、私はできるだけ「先生が言ったから、そのまま言う」だけの時間にはしたくないと思っています。

先生が発音する前に、まず予想してみる。

聞いたあとは、文字や絵を見て自分で言ってみる。

最後は、自分が伝えたい内容に変えて使ってみる。

同じ「声に出して言う」でも、子どもたちの頭の中で起きていることはずいぶん違います。

答えを待つと、レッスンが動き出す

これは、レッスンを静かに進めるという意味でもありません。

予想が外れてみんなで笑ったり、「あ、それ知ってる!」と誰かが急に言い出したり。子どもたちから思いがけない答えが返ってくることもあります。

最初から答えを渡さないほうが、レッスンが少し生き生きすることもあります。

英語を教えていると、「何を言うか」「どう説明するか」に目が向きやすいものです。

でも、先生がいつ話すのか、どこで待つのか、どのタイミングで子どもたちに考えてもらうのか。

そんな小さな違いで、子どもたちの反応は変わります。

自分のレッスンを、一緒に見直してみませんか

先生向けコースでは、決まったフレーズや活動を覚えるだけではなく、実際のレッスンで子どもたちがどう反応しているのかを一緒に見ています。

先生が話しすぎていないかな。

子どもたちが、自分で考える前に答えを教えていないかな。

今のリピートは、音を確認するため?
それとも、言わせること自体が目的になっていないかな。

そんなことを一緒に振り返りながら、自分らしいレッスンを作っていきます。

“Repeat after me.”を使っても、使わなくても大丈夫。

大切なのは、そのあとに子どもたちが、自分の力で英語を出せるところまでつなげられているかどうかだと思っています。

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