こんにちは😊
札幌厚別英語教室のサチです✨
今日は、英語を教える先生方、そして多くの保護者様が疑問に感じている、
ローマ字とフォニックスの学習についてお話ししようと思います!
小学校3年生になると、「ローマ字」の学習が始まります。
多くの保護者の方や先生が、「そろそろ英語の読み方も教えていこうかな」と思い始めるタイミングでもあります。
でも実はこの時期、ローマ字と英語の音(フォニックス)がごちゃまぜになって、子どもが混乱してしまうという声をたくさん聞きます。
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■ たとえば、こんなことが起こります。
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「“a”は“エー”でしょ?なんで“ア”なの?」
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「“u”は“ユー”って習ったけど、“ア”って言うの?」
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「“shi”って書いたら“シ”だよね?英語だとどうなるの?」
このように、ローマ字の“音の感覚”が、英語の正しい発音(フォニックス)の習得をじゃますることがあるのです。
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■ 実際に、こんな研究結果もあります。
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小学3〜4年生のローマ字学習では、「特殊な表記(si, hu, tuなど)」の習得が難しいという報告があり、ローマ字のルール自体がそもそも複雑であることが分かっています(KKnaviより)。
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また、訓令式とヘボン式の混在や、「国語科としてのローマ字」と「英語科としてのフォニックス」の連携不足も、子どもたちの混乱を引き起こす要因として指摘されています(国語科教育学会誌より)。
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フォニックス指導においては、「ローマ字読みやカタカナでの補助は、逆に発音習得を妨げる」という見解も多く、“ローマ字の知識をいったん忘れてもらう”ことからスタートすべきという声もあります(note記事、英語指導者ブログなどより)。
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■ 私の実践:最初から“音”で教える
私自身、フォニックスを教えるときは、アルファベットの名前(A=エイ)から教えることはしません。
例えば…
❌「Ei, a, apple」
⭕「a, apple」
このように、最初から「英語の音」と結びつけることで、
子どもたちは混乱せず、すんなりと読み書きの力をつけていくことができます。
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■ 保護者の方・先生方へ伝えたいこと
ローマ字とフォニックスは、似ているようでまったく違うルールを持っています。
もしお子さんがローマ字を学び始めたばかりなら、英語の音(フォニックス)は「別物」としてアプローチするのがおすすめです。
「ローマ字で読めるから英語も読める」は、残念ながら英語教育では逆効果になることもあります。
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■ まとめ
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ローマ字学習のあとにフォニックスを導入すると、音の混乱が起きやすい
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フォニックスは「音」から教えることが大切
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ローマ字と英語はルールも発音も別もの。分けて考えましょう!
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最後に…
英語を学ぶ子どもたちが混乱せず、自然に音と文字をつなげられるように。
まずは、「エイ・ビー・シー」を封印して、「ア・ブ・ク」から始めてみませんか?😊
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