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小学生 文法指導はいつからしたほうがいい?

小学生コース

2022.11.13

こんにちは。

札幌英語教室ブラックフラミンゴのさちです♩

よく生徒さんの保護者の方からこんな質問を受けます。

 

「小学生の子どもに、英語の文法指導はいつから始めたらいいの?」

 

これについては、本当に賛否両論あります。

確かに、中学校に入ったらいきなり大量の文法が導入され、単語の暗記もしなくてはならず、親御さんが不安になる気持ちもよくわかります。

 

ただ、文法指導とは何か。を一旦考えてみてください。

私たちが学生の頃学んだように、SVOを説明し、主語がどうだ、動詞がどうだ、を専門的な言葉を使って説明し、ドリルをこなす。

こういった文法指導なら、小学生のうちはしないほうがいいと言えます。

 

1発で英語嫌いになってしまいます。

 

ではどういった指導なら、小学生も英語を嫌いにならずに文法も自然と学ぶことができるのかというと、

それは①多読②発音(フォニックス)③リスニング

この3つをなるべくたくさんやらせてあげることです。

 

多読は、英語の文章を読む抵抗感を低くするだけではなく、自然と英語の語順を身につけることができるとてもいいトレーニングです。

過去形とか、きちんと説明しなくてもいいの?ただ読んでいるだけでいいの?

と思うかもしれませんが、いいんです。

まずは、感覚的に語順の並びを身につけさせてあげることが、この時期は一番大切です。

 

フォニックスは、発音と文字の関連性の勉強のことですが、これは必須です。

例えば初めて出会う単語を、フォニックスの知識を駆使して読むことができるようになるということは、音を聞いて書けるようになることへ繋がってきます。

 

中学校に入ると、1年生でおよそ500語の単語を学びます。3年間では1200語の単語を学習することになります。

その全てをフォニックスの知識だけで書けるかと言うと必ずしもそうではありませんが、フォニックスの基礎知識があったり、発音記号をなんとなくでも覚えておくと、多くの単語はいわゆる『暗記』をせずに書いたり読んだりする力をつけることができます。(そういった意味でも、紙辞書は発音記号が書いてあるので、指導しやすかったりします!)

 

そして長めの単語を仮に暗記しなければならない場面になったとしても、フォニックスの知識を持っている子は実はさほど暗記にも苦労せずに取り組むことができます。

 

リスニングに関しては、小さいうちから正しい音に触れることは本当に大切で、メディアを通して「カタカナ英語」が耳に定着してしまったり、さらには「正しく発音することが恥ずかしい」という年齢に達する前に、リスニングを鍛えてあげると正しい音で発音できる力を養うことができます。

 

コーヒーという音しか聞いたことのない子が、その後「カーフィー」と聞いても、その音と☕️とが結びつかない。

これがリスニングに苦労する子の特徴です。

 

こういう子は、文字を見たらなんの単語かわかるが、聞いてもわからないという落とし穴にはまってしまいます。

 

なので、小学生のうちは、専門的な言葉でつまらない説明をすることは、決して好ましくありません。

 

文法指導を例えしたとしても、今の段階ではとにかく「色々な言い回し」「正しい発音で」「楽しく」触れること。

視覚教材を用いたり、英語の音声にたくさん触れること。

 

そして、先程の3つのことを「バランスよく行う」、これが一番効果的です!

 

なので、今英会話のレッスンだけで不安だなと思っている保護者の方も、この3つのことがお子様のレッスンの中で行われているのかをみていただけるといいのかなと思います。

あとはご家庭でも英語に一緒に取り組めるのであれば、この3つのことを意識してもらえたらいいのかなと思います😊

 

 

突然英語が苦手になる子

ちょっと話は変わるのですが、小さい頃から英語を学習してきたお子様によくありがちなのが、中学校に入ってから英語がなんとなく苦手だ・・ずっとやってきたのに・・となってしまい、

ずっとやってきただけに、自信をなくす、嫌いになってしまう。

そんな子達の話は本当によく耳にしますし、私もたくさん知っています。

 

私の知り合いのお子さんも、海外赴任で現地で3年暮らし帰国し、ネイティブなみに英語を話していた子供が日本の中学校に入学後、英語がとにかく苦手教科になってしまったという子がいました。

 

なぜこのようなことが起きてしまうのか・・

人には得手不得手があり、やはり暗記が苦手な子もいれば、数学の公式が覚えられない子もいるように、文法がどうしても苦手な子もいます。

これまで英語を勉強してきた・していないに関係なく、中学校の英語教育に馴染めない子が出てきてしまうのは、仕方のないことなのかなと思います。

でもそれで「英語ができない」って思ってしまうのはもったいないなって思います。

 

成績に反映されないことは、確かに辛いことだし、自信もなくしてしまうのは当然かもしれません。

でも、それでも英語が好きな子はたくさんいます。

 

 

先日、中学校勤務時代の悪ガキ大将が突然連絡してきました。

 

「先生、俺、留学することにした。相談に乗って欲しい」

 

は????

え、誰が???

あの〇〇くんだよね??

 

と思うほど、英語の点数が取れず、本人も私も本当に苦労した子でした。

 

でも、英語の授業ではいつも一番大きな声で歌を歌い、目を見て話を聞いてくれていたその子が

留学・・・・😭

 

「俺、英語苦手だったし、今もできないけど、でも英語好きなんだ。世界に出て、俺みたいな英語苦手な子の英語の先生になりたい」

 

ということで、

 

好きという想いは、いつでも人を前へ前へと進ませてくれるんだなって思いました。

 

英語を学ぶことを、点数を取ること・資格を取ることだけの視野でとらえず、文化や人と繋がることができる教科として捉えてもらえたら、きっと肩の荷が下りると同時に、ほんの少し見える世界は違ってくるのかななんて思っています😊

そんな未来が想像できるようなレッスンやイベントができるよう、私たちもがんばります✨

 




国際色豊かな「出会い」と「学び」がある

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